一般的に薄毛は男性特有のものと思われておりますが、最近ては、薄毛に悩む女性は増加しており、日本国内だけでも500万人以上の女性が薄毛で悩んでおります。
女性の薄毛の場合、男性にみられる前頭部の生え際から薄くなり、後退するのではなく、髪全体が均等に脱毛してしまうことがほとんどです。(脱毛部分が特定できません。)
女性用の育毛剤が一部で市販されるようになりましたが、血行促進を目的としたものが販売されており、効果的に期待できないと考える人は多いようです。
男性用育毛剤でも女性にも効く場合もありますが、もし薄毛の原因がホルモンバランスやにある場合は、効果を得る事はできませんので、まずはメディカル検査を行い、抜け毛の原因を突き止めることが先決です。
ニドークリニックでは女性の発毛カウンセラーが、あなたの悩みをヒヤリングし、メディカル検査を行なって参ります。
(女性カウンセラーのいるクリニックはお問合せください)
この検査でアンドロゲンレセプターの感受性が高いか低いかを調べる事により、特定の治療薬が有効か否かを予測することができます。毛髪の成長に関与する遺伝子にはCAG・GGCという記号がいくつも繰り返されており、繰り返しの多い少ない(塩基配列の長さ)を調べることで効果的な治療薬を選定します。
※遺伝子検査の取り扱いに関しましては、日本衛生検査所協会により策定された「ヒト遺伝子検査受託に関する倫理指針」に則りこれを遵守して実施いたします。
AGAに大きく関与する活性型男性ホルモン・ジヒドロテストステロン(DHT)の量を測定します。治療過程におけるDHT値の変化を測ることで薬理効果の判定や治療方針に役立てます。
頭部の油分、水分量を測り乾燥タイプ、脂性タイプなどの頭皮環境を判定します。頭皮状態を把握した上で自分に合ったシャンプーの選び方や日常のヘアケア方法を知るのに役立てます。
体内における有害金属の蓄積度と必要ミネラル過不足を測定します。栄養バランスの崩れから起こる免疫力の低下、生活習慣の悪化傾向(イライラ、能力低下、疲れ目、便秘、不眠)を知るのに役立ち、毛髪における予防医学として活用します。
末梢血管の血流状態(RLP-CHOL値)を測定します。喫煙、食生活、ストレスなどの影響で血行不良が起こると毛髪の成長に(必要な栄養が十分供給されなくなるなどの)弊害が懸念されますので、ここでは正常な血流状態か否かを判別します。
ストレスを感じると交感神経が興奮状態となり、唾液中に含まれるアミラーゼという物質の分泌量が活発になります。この値を測定し、ストレスが溜まり易い環境か否かを定量的に調査。